2022年01月22日

パラジェルと他のネイルとの違いは？メリットや注意点をご紹介

「爪を傷つけずにネイルを楽しみたい」とお望みの方も多いのではないでしょうか。そんな願いをかなえてくれるのが、ジェルネイルのひとつであるパラジェルです。パラジェルは、爪を削ることなくネイルを楽しめるアイテムとして、近年注目を集めています。

そこで今回は、パラジェルと他のジェルネイルとの違いやメリット・注意点についてご紹介します。パラジェルを使おうかどうか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

パラジェルとは？

パラジェルとは、サンディングが必要ないジェルネイルのことを指します。サンディングとは、ジェルネイルを塗る前に爪の表面を少し削ることです。こうして表面にできたデコボコにジェルが密着することで、ネイルのもちがよくなります。

通常のジェルネイルでは、このサンディングが必要不可欠でした。しかしこの工程は、爪を傷つけてしまうというデメリットもありました。

他のジェルネイルとのもっとも大きな違いは、このサンディングが不要になった点です。爪を削ることなくネイルを塗ることができるので、爪への負担が軽減されるとして、全国のサロンで注目が高まっています。

パラジェルは、比較的新しいアイテムです。ここからは、使用するメリットについて詳しくご紹介します。

最大のメリットは、爪を傷つけることなくネイルを楽しめる点です。これまでジェルネイルでは爪を削る作業が必要でしたが、パラジェルは爪を削らなくても、ネイルをしっかり密着させることに成功しました。

爪を傷めずにネイルアートを楽しみたい方には、強くオススメします。

ネイルを塗るときだけでなく、オフするときにも爪を傷つけないのもメリットです。従来は、オフの際にリムーバーを爪に浸透させる前に、ある程度ジェルを削ります。このとき、どうしても自爪が多少削れるので、爪に傷がついてしまいます。

一方パラジェルでは、ベースジェルを削ることなく、専用の溶剤でオフすることが可能です。他にもマシンやメタルプッシャーなどいくつかの工程を踏みますが、いずれも爪を削ることはしないため、大きな負担がかかりません。

オフに至るまで、とにかく爪を傷つけたくない方に適しています。

メリットとして、発色がいい点も挙げられます。パラジェルには品質の高い顔料が採用されており、塗った後の発色が非常に良好です。

それだけでなく、美しい色つやが長もちし、変色しにくいのも特徴です。塗ってから日にちが経っても色が退化しないので、キレイな状態を長く楽しむことができます。

一度塗ったら、長もちするのもうれしい特徴です。一般的に、3～4週間もつといわれています。サンディングしなくても、他のジェルネイルと同じくらいのもちを実現できるのがうれしいですね。

ただ、いかにもちをよくするかは、施術するネイリストのスキル次第であることも事実です。パラジェルは高度な技術を必要とする手法なので、スキルの足りない方が施術するとジェルがうまく浸透せず、はがれやすくなってしまいます。

このように多くのメリットがありますが、使用する際には、いくつかの注意点もあります。とくにセルフネイルで挑戦しようと考えている方は、注意点をよく確認してみてくださいね。

注意点のひとつとして、高いレベルのスキルが必要になることが挙げられます。サンディングが不要だからといって、作業が簡単になるわけではありません。むしろ、ジェルを爪に密着させるために、抜かりなく下準備を行う必要があるのです。

甘皮の周辺や爪の両端は、とくに角質がたまりやすい場所です。角質がある状態のままでネイルを塗ってしまうと、時間の経過とともに、浮いてはがれやすくなります。こうした事態を防ぐため、塗る前には高い技術をもったプロネイリストによる下準備が欠かせません。

2つ目の注意点は、セルフネイルには適していないという点です。理由はひとつ目でもご紹介したように、パラジェルには高いレベルの技術が必要になるためです。これは本来、プロネイリストのために開発された製品です。

少しでも角質が残っているとパラジェルはすぐに浮いてしまうので、入念に手入れをする必要があります。したがって、ご自宅で気軽にネイルするときの使用には、向いていません。

今回はパラジェルの特徴やメリット・注意点についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。爪を傷つけずにネイルを楽しみたい方にとって、パラジェルは大きな味方になるでしょう。

「Nail & Beauty Kanoa」では、アットホームなプライベート空間の中で施術を行います。丁寧なカウンセリングをとおしてお客様に合ったネイルデザインをご提案しており、多くのお客様からご好評をいただいています。

また当店では、記事内でもご紹介した爪を傷つけない「パラジェル」の手法を採用しています。爪を健やかに保ちながらネイルを楽しみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。