2022年06月01日

甘皮処理のやり方は?正しい処理方法とメリット・注意点をご紹介

「甘皮処理をしたいけれど、どのようにしたらよいかわからない」「甘皮処理をすることでどんなメリットがあるの?」と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。実は甘皮処理は、ネイルをする方だけでなく、ネイルをしない方にとってもたくさんのメリットがあります。

そこで今回は、甘皮処理のやり方やメリット・注意点についてご紹介します。健康的でキレイな爪を保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

甘皮とは?

甘皮とは、爪の生え際部分に作られるキューティクルまたは爪上皮(そうじょうひ)といわれる薄い皮のことを指します。爪の生え際を守るキューティクル部分と、角質にあたるルースキューティクルとに分類されます。

甘皮は、爪の間から細菌が侵入するのを防ぐために、重要な役割を果たしています。甘皮を清潔な状態に保つためにも、角質を除去するこまめなケアは、とてもオススメです。

甘皮処理のメリット

甘皮を定期的に処理することには、さまざまなメリットがあります。ここからは、それぞれのメリットについてご紹介していきます。

爪が長く見える

甘皮を処理することで、爪の生え際部分がスッキリするため、爪が縦に長く見えます。したがって、甘皮処理は、普段ネイルをしない方にもオススメのネイルケアであるといえます。

ネイルが長持ちしやすくなる

甘皮処理をすることで、ネイルの持ちがよくなるというメリットもあります。甘皮処理をしていないと、角質部分にもマニキュアがつきやすくなり、ネイルがはがれる原因になります。ジェルネイルの場合でも、甘皮があることでネイルが浮きやすくなり、持ちが悪くなってしまいます。

したがって、ネイルを少しでも長持ちさせたい場合は、ネイルを塗る前に、甘皮処理をしておくことをオススメします。また、甘皮処理をしておくことで、塗り直しの際に爪にかかるダメージを軽減させることにもつながります。

爪を乾燥から守る

甘皮処理をすることには、爪の乾燥を防ぐというメリットもあります。爪を健康的に保つためにはたくさんの水分が必要ですが、角質が溜まっていると必要な水分が角質部分に奪われてしまいます。

十分な水分を確保できずに爪が乾燥してしまうと、ネイルの持ちが悪くなるだけでなく爪が割れたり欠けたりする原因になります。

したがって爪を乾燥によるトラブルから守るためにも、甘皮処理をしっかりと行いましょう。また甘皮処理をした後は、ネイルオイルなどで保湿することも大切です。

初心者でもできる甘皮処理のやり方

甘皮処理には、いくつかの方法がありますが、ここでは、初心者でも自宅で簡単にできる甘皮処理のやり方についてご紹介します。気軽にネイルケアをはじめてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

甘皮処理に必要なもの

甘皮処理に必要なものは、以下の通りです。

●ハンドクリーム

●綿棒(またはプッシャー)

この2つを用意しておくだけで、簡単に甘皮処理ができてしまいます。気軽にはじめられるネイルケアなので、甘皮処理は、ネイル初心者の方にもオススメです。

甘皮の部分にハンドクリームを塗る

最初に、爪の生え際にある甘皮の部分に、お手持ちのハンドクリームを塗ってください。こうすることで爪についた角質がやわらかくなり、その後の処理がスムーズに行えます。

指をお湯に浸して甘皮をふやかす

ハンドクリームを塗り終えたら、40℃程度に温めたお湯に、指の先端を浸します。こうすることで、甘皮がふやかされます。お湯に浸す時間は、10分程度を目安にしましょう。入浴のついでに甘皮処理をするのもオススメです。

綿棒・プッシャーで甘皮をやさしく押し上げる

甘皮がしっかりふやかされたら、綿棒やプッシャーを使用して、甘皮を上方向にやさしく押し上げます。甘皮が押し上がらない場合は、ふやかし方が足りない可能性があるため、再度お湯に指を浸しましょう。

甘皮を押し上げたら、仕上げとして乾燥を防ぐためにハンドクリームやネイルオイルで、しっかり爪を保湿してください。

セルフで甘皮処理をする注意点

セルフで甘皮処理を行う際には、いくつかの注意点があります。爪に負担をかけないためにも、ここからご紹介する注意点をよく覚えておきましょう。

甘皮処理の頻度は月2回程度に抑える

甘皮処理は、1ヵ月に2回程度の頻度で行うのがオススメです。あまり頻繁に行いすぎると、爪にダメージがかかってしまうので、注意してください。

甘皮はカットしないこと

甘皮処理の際に、押し上げた甘皮をカットすることはオススメできません。セルフでカットすると、甘皮を切り取りすぎて、血が出てしまったり、炎症などの原因になったりします。したがって、セルフでの甘皮処理では、カットはせずに、やさしく丁寧に甘皮を押し上げることにとどまるようにしましょう。

強い力でこすらないこと

甘皮を押し上げる際に、強い力でゴシゴシ押し付けるのも、爪にダメージを与えてしまいます。甘皮がうまく押し上がらない際には、指を再びお湯に浸して、甘皮をふやかす工程を繰り返してください。

まとめ

今回は甘皮処理のやり方やメリット・注意点についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。正しいやり方を心得ておくことで、セルフで甘皮処理をすることは可能です。

しかし、ご自宅でのセルフケアではどうしても取り残しができてしまったり、爪が傷みやすくなったりするのも事実です。適切な方法で甘皮処理をして爪を美しく見せたい方は、ネイルサロンでプロに任せてみてはいかがでしょうか。

「Nail & Beauty Kanoa」では、アットホームなプライベート空間の中で施術を行います。丁寧なカウンセリングを通してお客様に合ったネイルデザインをご提案しており、多くのお客様からご好評をいただいています。

また当店では、爪を傷つけない「パラジェル」の手法を採用しています。爪を健やかに保ちながらネイルを楽しみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。