「ハイポニキウムって何？」「伸ばすためにはどうしたらいいの？」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。爪の裏に伸びているハイポニキウムを伸ばすことには、爪をきれいに見せるなどのさまざまなメリットがあります。

そこで今回は、ハイポニキウムを伸ばす方法やメリットについてご紹介します。きれいで健康的な爪を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ハイポニキウムとは？

ハイポニキウムとは、爪の裏側と皮膚の間で伸びている薄い皮（爪下皮）を指します。一見目立ちにくい部分ですが、皮膚と爪の間に汚れや細菌が入り込むことを防止するといった役割を果たしています。

またこの部分は爪のピンク部分と白い部分の境目にあたるので、この部分を伸ばすことでネイルベッド（ピンクの部分）が広くなり、爪を大きく美しく見せることができます。一般的にハイポニキウムは1ヵ月で3mm伸びるため、正しいケアを行うことで誰でもきれいに伸ばすことが可能です。

ハイポニキウムを伸ばすメリット

ハイポニキウムを伸ばすことには、さまざまなメリットがあります。ここからは、それぞれのメリットについてご紹介します。

ネイルベッド（爪のピンクの部分）が長く見える

まず、ネイルベッド（爪のピンクの部分）が長く見えるというメリットがあります。ネイルベッドの面積が大きいと、ネイルをしていなくても、爪がきれいに美しく見えます。また、指のシルエットを縦に長く見せることもできます。

自爪を美しくしたい方は、まずハイポニキウムを伸ばして、ネイルベッドを大きく見せることをオススメします。

指の裏を清潔に保てる

次に、指の裏を清潔に保てるというメリットもあります。ハイポニキウムには、指と爪の間に細菌や汚れが入り込むことを防ぐ作用があるためです。爪を健康的な状態に保つためにも、この部分の育成は重要です。

ジェルネイルをしやすくなる

ハイポニキウムが伸びていることで、ジェルネイルをしやすくなる点もメリットです。前述したように、ハイポニキウムを育成すると、ネイルベッドが大きくなり、爪の状態も良好になります。大きく健康的な爪には、ジェルネイルが密着しやすいため、さまざまなアートを楽しむことができます。

ハイポニキウムを伸ばす方法

ハイポニキウムを伸ばすためには、日ごろのケアを丁寧に行うことが必要です。以下では、ハイポニキウムを伸ばす方法について解説します。

爪の長さを整えるときは爪やすりを使う

爪を切るときに爪切りを使うことは、オススメできません。二枚爪などの原因になるほか、ハイポニキウムまで切ってしまう恐れもあるからです。長さを調整する際には、爪やすりを使いましょう。このとき、往復させずに、一方向にスライドさせるのがポイントです。

切り方に注意！深爪にしない

適切に伸ばすためには、深爪にしないことが不可欠です。深爪にしようとすると、ハイポニキウムまで一緒にカットしてしまうからです。カットの際には、白い部分を2mm程度残すようにしましょう。

噛み癖を直すためにはジェルネイルがオススメ

爪の噛み癖がある方は、どうしても深爪になりやすいため、噛み癖を直すことが必要です。噛み癖を直す方法のひとつとして、ジェルネイルをするのもオススメです。ジェルネイルをしていると、爪を噛みづらいので、噛む回数を自然と減らすことが期待されます。

ネイルオイルなどで爪を保湿する

ハイポニキウムを伸ばすためには、こまめに保湿することも必要です。この部分は乾燥に弱く、乾いてしまうと爪からはがれてしまう可能性もあるためです。保湿の方法としては、ネイルオイルを爪の先端に丁寧に垂らして浸透させるのがオススメです。

ネイルサロンでネイルケアを受ける

「きれいに伸ばしたいけれど、セルフでは自信がない」という方は、ネイルサロンでネイルケアの施術を受けることをオススメします。ネイルサロンでは、高度なスキルを身につけたプロのネイリストによる本格的なケアを受けることができるからです。また、ハイポニキウムだけでなく、爪全体を健康的に保つためにも、ネイルサロンの利用を強くオススメします。

まとめ

今回はハイポニキウムを伸ばす方法やメリットについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。ネイルケアを丁寧に行うことで、この部分を伸ばすことは可能です。

しかし、ご自宅でのセルフケアだけでは上手に伸ばすのが難しいのも事実です。適切な方法でネイルケアをしてハイポニキウムを伸ばしたい方は、ネイルサロンでプロに任せてみてはいかがでしょうか。

「Nail & Beauty Kanoa」では、アットホームなプライベート空間の中で施術を行います。丁寧なカウンセリングを通してお客様に合ったネイルデザインをご提案しており、多くのお客様からご好評をいただいています。

また当店では、爪を傷つけない「パラジェル」を採用しています。爪を健やかに保ちながらネイルを楽しみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。