2022年02月15日

ジェルネイルが熱い・痛いと感じる原因は?5つの対処法もご紹介

ジェルネイルをしていて、爪が熱い・痛いと感じたことがある方もいるのではないでしょうか。ジェルネイルでは専用のライトを照射することでジェルを固める工程がありますが、このとき化学反応で発生する熱(硬化熱)が、爪に熱さや痛みを感じさせる原因となります。

そこで今回は、硬化熱が生じる原因やジェルネイルで熱い・痛いと感じないようにする対処法についてご紹介します。快適にジェルネイルを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ジェルネイルが熱い・痛い原因:硬化熱とは?

硬化熱は、ライトの光でジェルが固まる化学反応で生じる熱のことです。ジェルネイルではライトを当てる工程が必須なので、硬化熱をまったく起こさないことはできません。

しかし、硬化熱が爪に伝わって熱さや痛みを感じる場合は、このあとご紹介するいくつかの原因が考えられます。原因をつきとめて対策を講じることで、痛みや熱さを緩和することは可能です。

硬化熱が起こる原因とは

硬化熱が爪に伝わる場合は、いくつかの原因が考えられます。ここからは、それぞれの原因について解説していきます。

原因①:ジェルネイルの塗り方・オフの仕方に問題がある

硬化熱が生じる原因として、ジェルネイルを塗りすぎていることが挙げられます。ジェルの量が多ければ多いほど、ライトによる化学反応が大きくなり熱を感じやすくなります。セルフネイルをする場合は、ジェルを薄く、丁寧に塗ることを心がけましょう。

また、オフの仕方にも注意が必要です。ジェルネイルのオフで使用するリムーバーには、アセトンという成分が含まれています。アセトンには爪を乾燥させる作用があり、爪が乾燥してしまうと、表面が欠けて痛みの原因となります。リムーバーを使う量や頻度は、できるだけ抑えたほうがいいでしょう。

原因②:爪が薄い

爪が薄いと硬化熱が伝わりやすくなるため、痛みや熱さを感じる原因となります。爪が薄くなる原因には、先天的な性質もありますが、乾燥やダメージ・爪やすりの使いすぎなども挙げられます。普段から爪を薄くしすぎないように、ケアすることが重要です。

原因③:使用するマシンに問題がある

ジェルネイルを固めるために使用するマシンの種類によっても、硬化熱の感じやすさは異なります。マシンを使用する前には、ライトの種類や強さをよく確認しておくとよいでしょう。また、古いマシンを使用していると痛みを感じやすくなるので、注意が必要です。

ジェルネイルで熱さや痛みを感じないための対処法

ここからは、ジェルネイルで熱い・痛いと感じないようにするための対処法についてご紹介します。セルフネイルのときだけでなく、普段の生活も見直すことで、熱さ・痛みを軽減させることが可能です。

対策①:硬化熱の生じにくいライトを使う

ジェルネイルを固めるためのライトの中には、硬化熱を生じにくくさせる商品も登場しています。こうしたマシンは光を段階的に当てることで、硬化熱を最小限に抑えることに成功しています。サロン選びをする際は、硬化熱の生じにくいマシンを使用している店舗を探してみるといいでしょう。

対策②:フィルインを利用する

フィルインは、ジェルネイルを完全にオフせずにベースジェルを残す方法のことを指します。すでに固まっているベースジェルの上に新しいジェルを上塗りするので、ライトの熱が自爪に伝わりにくくなります。ジェルネイルで熱さや痛みを感じやすい方は、フィルインを試してみることをオススメします。

対策③:爪やすりで削りすぎない

ジェルネイルでは、ジェルを塗る前に、爪の表面を軽く削る作業があります。ジェルを爪に密着させるために必要な工程ですが、爪やすりで爪を削りすぎると、爪が薄くなる原因となります。とくにセルフネイルで爪やすりを使用する場合は、大きな力をかけすぎないように注意しましょう。

対策④:適切な頻度でジェルネイルをつけ替える

ジェルネイルは、3~4週間の頻度でつけ替えるのが一般的です。この期間よりも短い頻度でジェルネイルを頻繁にオフすることは、あまりオススメできません。オフする回数が多ければ多いほど、リムーバーを使用する頻度が増えるからです。

先述したように、リムーバーにはアセトンが含まれているため、爪を乾燥させる原因となります。爪を乾燥させないためにも、ジェルネイルのつけ替えは、適切な頻度で行うようにしましょう。

対策⑤:ジェルネイルの塗り方・オフの仕方に気をつける

硬化熱を感じにくくするためには、ジェルを丁寧に塗ることが重要です。とくにトップジェルは、熱を生じさせやすい特徴があるので、厚塗りしすぎないように慎重に塗りましょう。

また、オフも丁寧に行うことがポイントです。リムーバーが爪を乾燥させると先述しましたが、リムーバーを使わずに、無理やりジェルネイルを剥がす行為はNGです。リムーバーを使用するよりもはるかに大きなダメージを爪に与えてしまうので、必ずリムーバーでやさしくオフするようにしましょう。

まとめ

今回は、ジェルネイルが熱い・痛いと感じる原因と対処法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。原因に応じた対策を講じることで、痛みや熱さを軽減させることは可能です。

しかし、ご自宅でのセルフネイルでは、どうしても硬化熱が生じやすくなってしまうのも事実です。快適にジェルネイルを楽しみたい方は、ネイルサロンでプロに任せてみてはいかがでしょうか。

「Nail & Beauty Kanoa」では、アットホームなプライベート空間の中で施術を行います。丁寧なカウンセリングを通してお客様に合ったネイルデザインをご提案しており、多くのお客様からご好評をいただいています。

また、当店では、爪を傷つけない「パラジェル」の手法を採用しています。爪を健やかに保ちながらネイルを楽しみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。